暑い

夏がこんなに暑いのだと初めて知ったわけではないけど。

暑すぎる。

暑くても楽しみがあれば我慢できるんだな。

 

プールとか

海とか

ビヤガーデンとか。

フェスとか

スポーツ観戦とか。

 

特に自分がやってなかったとしても

いつでもできる夏があった。

 

今年は何もできないんだ。

 

ただ暑い

暑いのにマスク

異常だ この生活。

 

文句を言ってはいけない

この暑さの中 もっと暑い重装備で

休みもなく

闘っている人がいる。

 

暑さよ 誰の身にもどうぞお手柔らかに

 

みんなが言っている

地球が怒っていると

 

怒らせたのは私たちです。

ウォーキング

早朝、日課のウォーキングしながら・・

いろんなことを考える。

家に戻るとすぐ忘れ、あわただしい日常へと戻る。

外へ出ればそこは非日常。いつもの道であっても変化が続いている。

 

いつも、この時期なのかそれも定かではない。

朝、畑や雑木林に囲まれた道を歩いていると、おびただしい数のみみずが一斉に道に出て、のたうちまわっている(ように見える)のを見る時がある。

のたうちまわっているみみずを踏まないように歩くのは苦労を要する。

数日たった今日その大半は干からびてあの曇ったピンク色を呈していた透き通ったような体は白いミイラと化していた。

 

どういう現象なのか、調べようとも思ったが、スマートフォンで簡単に調べてしまうのもみみずに失礼な気がして、ここは想像を働かせてみる。

みみずの習性はわからないので勝手な想像。

 

どうもみても畑や草むらの方が水分もあって快適ではないか?朝と言ってもアスファルトはかなりな高温である。

なぜ干からびるとわかっているのに(事実ひからびているが、本人たちはわかっていなかったかもしれない)道に出てくる?死期を感じているのか?

ひっそりと草むらで一生を終えるのが嫌なのか?

死ぬ時ぐらい人に見られたがっている?そんなはずはないか。

 

白いミイラの道を歩きながらひとしきり想像を巡らせたあと、ふと思った。

このみみずたち、私たちからみればただの名もなき虫だけど、大きな宇宙からみれば私たち人間だって虫にも満たない小さなかけらなんだ。自分だけ特別な存在だと思っているのは人間の思い上がりなんだな。

私たちもみみずも同じだ(なんか聞いたことのある歌のようだが)

こうやって、最後は悪あがきしてひからびて死んでいくんだ。そして風に飛ばされて自然に帰る。

自然とともに生き、自然とともに死んでいく。

 

それでいいではないか。

わたしもそうありたい。

 

朝のウォーキングはいつも気持ちいい。体も心も浄化される。やめられない。